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2026.04.28
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肌育注射ブナジュ × ピコトーニング 相乗効果で叶える「土台から変わる美肌」

はじめに

スキンケアを重ねても、なんとなく肌がくすむ。ハリが足りない。毛穴が目立つ——そんなお悩みを感じたことはありませんか?

表面的なケアには限界があります。それは、肌の悩みの多くが「真皮」層に原因があるからです。加齢とともにコラーゲンやエラスチンは減少し、肌の屋台骨そのものが弱ってきます。これをホームケアのみで補うことは難しく、だからこそ美容医療の力が重要になってきます。

当院では、真皮に直接アプローチする肌育注射「ブナジュ(BNAJU)」と、レーザーで肌のターンオーバーと線維芽細胞を活性化する「ピコトーニング」を組み合わせた治療をご提案しています。この記事では、それぞれの治療の特徴と、なぜ組み合わせることで相乗効果が生まれるのかを、最新の論文データも交えながら詳しく解説します。


ブナジュ(BNAJU)とは?次世代コラーゲン製剤の正体

ヒト由来の「肌の素材」を直接補充するというコンセプトのもと、ブナジュは韓国でRe2O(リトゥオ)として開発された次世代の肌育製剤です。最大の特徴は、ヒト由来の脱細胞真皮基質(hADM:human Acellular Dermal Matrix)を主成分としていること。

私たちの皮膚の真皮層は、主にコラーゲン(約89%)、エラスチン、ヒアルロン酸などのGAG(グリコサミノグリカン)で構成されています。ブナジュはこれらの成分を「細胞外マトリックス(ECM)」の形そのままで含んでおり、注入することで真皮の構造を直接補うことができます。

従来の肌育注射(ポリヌクレオチドや非架橋ヒアルロン酸など)が「コラーゲン産生を間接的に促す」アプローチであるのに対して、ブナジュは肌の材料そのものを届けるという、まったく異なるアプローチをとっています。


臨床試験データで見る効果

ブナジュの有効性は、厳密な臨床試験によって裏付けられています。

平均年齢54.7歳の成人20名を対象とした20週間の無作為化split-face二重盲検比較試験(片側にブナジュ、もう片側に非架橋ヒアルロン酸を注入して比較)では、以下の結果が報告されています。

コラーゲン密度 → 2.6倍増加
エラスチン密度 → 3.2倍増加
毛穴サイズ → 26.9%縮小
効果持続期間 → 1年以上

非架橋ヒアルロン酸と比較して、コラーゲン・エラスチンの増加が明確に優れており、単なる「潤い補給」ではなく、真皮の構造的な再構築が起きていることが確認されています。

こんな方に向いています

  • 全体的な肌のハリ・弾力が低下してきた
  • 毛穴の開きが気になる
  • くすみ・乾燥が続く
  • 自然な若々しさを取り戻したい
ピコトーニングとは?レーザーで肌を「目覚めさせる」

超短パルスで肌を刺激するピコトーニングは、1兆分の1秒(ピコ秒)という超短パルスのレーザーを顔全体に低出力で照射する治療です。従来のナノ秒レーザーに比べて熱ダメージが極めて少なく、メラニン色素を細かく砕いて排出を促しながら、真皮層の線維芽細胞を刺激してコラーゲン・エラスチン産生を活性化します。

主な効果は以下の通りです。

  • シミ・肝斑・くすみの改善:メラニンの分解・排出促進
  • トーンアップ:肌全体の色むら・くすみを改善
  • 毛穴の引き締め・肌質改善:線維芽細胞の活性化によるコラーゲン増生
  • ハリ・弾力の向上:真皮層への熱刺激で肌の土台を強化


論文が示すレーザーのコラーゲン増生効果

Brauer JAらの研究では、ピコフラクショナルレーザーを6回照射した後に皮膚組織を解析した結果、エラスチン・コラーゲン・ムチンの有意な増加が組織学的に確認されています。ピコ秒レーザーの物理的刺激が、肌の自己再生メカニズムを呼び起こすことが科学的に裏付けられています。

ピコトーニングはダウンタイムはほぼなく、施術直後から赤みも軽度で、忙しい方でも続けやすいのが特徴です。


なぜ「組み合わせ」が最強なのか?相乗効果のメカニズム

ブナジュ単体でも、ピコトーニング単体でも、それぞれ高い効果を発揮します。しかし、この2つを組み合わせることで相乗効果が生まれます。その理由を解説します。

ステップ①:ピコトーニングで「受け取る準備」を整える
ピコトーニングは真皮層の線維芽細胞を活性化し、肌の「代謝が活発な状態」を作り出します。これはいわば、肌が栄養を吸収しやすい「耕された土壌」の状態。ターンオーバーが促進され、細胞レベルで肌が活性化しています。

ステップ②:ブナジュで「材料を直接届ける」
活性化した線維芽細胞が豊富な状態の真皮に、ブナジュのECM成分(コラーゲン・エラスチン・GAG)を直接注入します。活発に動いている細胞が、届けられた材料を効率よく活用できるため、コラーゲン産生の質と量が高まると考えられます。

相乗効果でアプローチできる悩み

悩み ピコトーニング ブナジュ 組み合わせ効果
くすみ・色むら メラニン排出 + 肌の透明感向上
毛穴の開き コラーゲン増生でポア縮小
ハリ・弾力低下 真皮構造の根本的再構築
肝斑・シミ 色素改善 + 肌質底上げ
全体的な老化サイン 表在 + 真皮の両方から改善

トーンアップ(ピコトーニングの強み)と肌質改善・ハリ回復(ブナジュの強み)を同時に叶えられる点が、この組み合わせの最大のメリットです。


治療の流れとスケジュール目安

当院では、カウンセリングで肌状態を確認した上で、最適な組み合わせと回数をご提案します。一般的な目安は以下の通りです。

導入期(1〜3ヶ月)
月1回のペースでピコトーニングブナジュを組み合わせて施術。まずはしっかり肌の土台を底上げします。

維持期(3ヶ月以降)
肌の状態が安定してきたら、2〜3ヶ月に1回のメンテナンスへ移行。ブナジュは効果が1年以上持続するため、コストパフォーマンスの高い維持が可能です。


まとめ

肌育注射ブナジュピコトーニングの組み合わせは、「表面のくすみ・色むら」と「深部のコラーゲン構造」の両方に同時アプローチできる、現時点でもっとも理にかなった組み合わせ治療の一つです。

臨床データが示すように、ブナジュはコラーゲン密度2.6倍・エラスチン密度3.2倍という目覚ましい真皮再構築効果を持ちます。それをピコトーニングによる線維芽細胞の活性化と組み合わせることで、肌の「育つ力」を最大限に引き出します。

「スキンケアを頑張っているのに変わらない」「年齢とともに肌の質感が変わってきた」と感じている方は、ぜひ一度当院でご相談ください。あなたの肌に合った最適なプランを、医師がご提案します。

APOLLO BEAUTY CLINIC
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